2021年11月22日

ヨハネの黙示録

同級生が『Olive』とか『non-no』とか『mcSister』とかを読んでいた頃、私がよく読んでいた雑誌は学研の『ムー』だった。『百万人の英語』も読んでいた(懐かしい!)。

一度しかない十代の時に、もうちょっとお洋服や髪型に興味を持っていればよかったと今になって思う。でも当時は(今も?)、おしゃれって私には縁のないことだと思っていたのだった。

それでも『so-en』は時々買っていて、一重仕立てのジャケットを作ったりしたっけ。おしゃれに興味ないのにピンクハウスには憧れがあって、『so-en』に掲載されていた金子功デザインのジャンパースカートを作りかけて、裏地をつけるところで挫折してそのまま放り出したのはよくない思い出。

学研の『ムー』には、不思議な話がたくさん載っていた。幽霊、UFOと宇宙人、いまだに解明されない歴史や数学の謎など。

その中でも私が好きだったのは、ファチマの聖母とヨハネの黙示録の話だった。

2015年に初めてポルトガルにあるファチマに行って、聖母マリアがその上に現れたという木の前に立ってみた。今ここに聖母マリアが現れますようにと願ってみたが、何も起こらなかった。

ヨハネの黙示録の中で私の興味をひいたのは「バビロンの大淫婦」と「獣の数字666」だった。

「バビロンの大淫婦」とは、ある場所のことではなかろうか、あそこかな、それとも別の場所かな、といろいろ想像してみたものだ。

「獣の数字」の刻印を押されていないものは、物を買うことも売ることもできないようになるのだという。

私が読んだ昔のムーの記事では、「獣の数字」とは商品についているバーコードのことではないだろうかと書かれていた。確かにどのバーコードにも、「6」を表す棒が3本配置されているのである。なるほど……。

ここ数年、「獣の数字」とはスマホのことなのでは?と私は疑っていた。いまやすべての人々がスマホを持っているのが前提のような感じになっていて、スマホを持っていない私は今のところ生きるのに不自由ではないけれども、なんだか世間からつまはじきにされているように感じることが時々ある。スマホが生活に不可欠だというのなら、全員に配布すればいいのに。私はほしくないけど。

最近一つひらめいたことがあった。

「567」の「7」から1を引いてそれを「5」に足すと、「666」になる!

これは大変なことに気づいてしまった。それでさっそく夫にそのことを報告すると、

「それって、日本語のわかる人にしか通じない語呂合わせじゃん」

と言われてしまった。

そうか、そうだよね……。

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posted by ごー at 22:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月13日

鏡に映った私と本当の私

去年の六月から一度も化粧をしていない。二十歳を過ぎてから、こんなに長期間にわたって化粧をしないなんて初めてのことである。

というのも、外に出る時はいつもマスクをするから、もう化粧なんて必要ないような気がしてしまったのだった。化粧をしないからといって、肌がきれいになったというようなことは特になく、順調に老けていっている。

十年近く前、母が入院していたので、ほぼ毎日私もその病院に通っていた。ある日、私が病室に入ると母と同室の人が母に「妹さんがお見舞いに来てくれるんですね、いいですね」と言った。母は「妹ではなくて娘なんですよ」と返事していたが、まあまあうれしそうだった。今だったら「お姉さんがお見舞いに来てくれるんですね」と言われるだろうと思う。そのくらい私の老化は進行している。

Zoomを使う時も化粧はしていない。近くで見られるわけでもないので、化粧をしようがしまいが大差ないような気がして。美しくないけど、まあこんなものかなと思っていた。

最近気がついたのだが、Zoomにはみなさんに見えている自分の顔を見られる機能があった。つまり、今まで私は鏡に映るのと同じ顔をZoomで見ていたのだが、それを左右反転させることができるのである。

その機能を使ってみた。驚いた。

私の顔はこんなに歪んでいたのか! 髪の毛も左右の形が違いすぎる!

今までこんな顔をみなさんにさらしていたのかと思うと悲しくなった。顔の歪みは変えられないとしても(頬杖をつかないようにすれば、多少はましになるかも?)、せめて髪の毛だけは整えようと反省した。

お化粧も多少はした方がいいのかな。しかし、左右反転させるだけでこんなに違って見えるとは😖

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posted by ごー at 20:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月08日

夫の予言

最近、ある人から、

「ごーさんの誕生日は? あら、蠍座なのね」

と言われて、一つ思い出したことがあった。

昔、夫と知り合ったばかりの頃。

「ごーちゃんは何どし生まれ? 僕は亥年。干支で性格がわかるんだよね」

と、彼は言ったのだった。

普通は星座を知りたがるものではないのかな。しかも、この人は理系なのに、干支で性格がわかるだなんて。ずいぶん面白いことを言う人だ。確かに、干支による性格診断というのはあるけど、そしたら同年生まれはみな似たような性格だということになってしまう。いや、それを言い出したら、星座占いは? なんだかよくわからなくなってきた。

その頃の夫の発言で、今でも覚えていることが他にもある。

「日本は将来、中国の属国になる。地球は人間が住めないところになるので、人類は他の星へ移住することになる」

この人はSF小説か何かを読んだのだろうか。

そういえば、その頃はやっていた『シムアース』というゲームでは、人類が地球から脱出したら上がり、だと聞いていた。私は何度やってもそこまでいくことはなかったのだが……。






私「人類が地球から出ていくといったって、全員が出ていけるわけではないでしょう。よそへ移住する人をどうやって選ぶの?」

夫「いや、一人残らず移住できるはずだ」

他の惑星への移住って、昔から漫画で読んではいたけれど、それはあくまでも「漫画の中の世界」なのだと思っていた。でも、最近の異常気象を見ると、住まいとしての地球の寿命はそう長くないのではないかと思えてきてしまう。

最近、夫は新しいことを言い始めた。

「人間は、今後は体の一部を機械にして生きるようになる」

それは内閣府の言う「ムーンショット目標」のことですか? あるいは『銀河鉄道999』の世界?

夫の予言、どれも外れてくれればいいなあと私は思う。

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posted by ごー at 07:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする