2022年02月23日

秋★枝『煩悩寺 1』

同じ集合住宅の別の階に住む男女(小山田くんと小沢さん)が知り合って、仲良くなって、女性の方が男性の部屋へ通うようになり……というお話。






小山田くんの部屋は変わっている。小山田くんの兄が、自分で管理しきれなくなったものを送りつけてくるのだそうだ。送られてくるものの中には、酒やたばこもある(これらは小沢さんの好物)。

私もこのお部屋を訪問してみたい。なぜなら……。カーテンをまとめてとめているのが「チェブラーシカ」だからです! テレビの上にも「チェブラーシカ」がいる! しかしこの「チェブラーシカのいるお部屋」はのちに訪問してきた小山田くんの兄によって、別の装飾(オカルト系?)にとって代わられてしまうのだった。

こういう、気楽に訪問できる誰かの部屋って憧れるなあ。あるいは、いつでもふらっと遊びに来てくれるお友達。でも、小沢さんが訪問を歓迎されているのは、「可愛い」からなんだよね。そういうのを超越した、友情物語みたいなのも読んでみたかったかも。

アメリカのシットコム『Seinfeld』の世界を思い出した。サインフェルドの部屋にはいつでも誰かが訪ねてくるのだ。

みんなが集まるのはサインフェルドの部屋だけど、室内装飾は向かいにあるクレイマーの部屋の方が興味深かったりする。








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ラベル:読書記録 漫画
posted by ごー at 06:24| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月21日

発熱

金曜日。皮膚がぴりぴりして、あちこちの骨が痛いような気がした(関節痛?)。体温をはかってみたら38度5分だった。

なんだろう。風邪かな。昨日掃除をする時、マスクをしなかったから、何かのばいきんを取り込んでしまったのかも?

寝ていれば治るだろうと思い、眠ることにした。目が覚めるたびに体温をはかるが、38度以下にはならない。喉が痛いとかおなかが痛いということはなかったが、頭が痛い。ずきずき痛むというのではなく、締め付けられるような痛さ。孫悟空の頭のわっかが彼の頭を締め付けることがあるけど、あの痛さってこんな感じなのかなと思った。このまま熱が下がらなかったらどうしよう……。

土曜日の朝、体温は37度8分に下がっていた。夜には37度4分。

そして日曜日には36度台になった。よかった。

ある人はとあるワクチンを打ったあと、39度を超える熱が出たそうだ。38度半ばで私はあんなに苦しかったのに、39度なんてどんなに苦しいのだろう。

掃除をする時には必ずマスクをしようと、私は固く心に誓ったのであった。

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posted by ごー at 00:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月15日

もらった話

昨日は久しぶりに外出した。

最近はいつも姑のお下がりのコートを着ていたのだったが、昨日はN先輩のお下がりのコートを着てみた。なぜか体が軽くて、動きやすいような気がした。

二着のコートをよく見比べてみる。姑のコートは膝より少し長いくらい。N先輩のコートはもっと長くて足首まで届きそうなくらい。

N先輩のコートの方が長いから、当然重いのだろうと思い込んでいたが、よく見ると布がやや薄い。裏地も薄い。フードがなく、袖口にふわふわがついていない。だから軽いんだ! 服が軽いと歩くのが楽だ。

最近は薄そうな布に羽毛を詰めたコートを着ている人が多いが、ああいうのはさらに軽いのだろうなあ。着てみたいけど、私にはもう縁がなさそうだ。

駅に到着し、電車に乗って、まわりを見渡してみたがあいている席はなかった。

仕方ないよねえ、と思いながら立っていたら、うしろから女の人に声をかけられた。

「ここにすわってください」

見たところ、私と同年代か少し上くらいの人に見える。

「いえ、結構です」と言ってみたけど、「どうぞ」と言われたので座った。その人は次の駅で降りていった。

私はたいてい降りる駅に着いてから席を立つ。早めに席を立って譲るなんて、やってみたことがなかった。次回は私もそうしてみようかな。

道を歩いていたら、向こうから来た若い男の人が「どうぞ」と言って花束を渡してきた。花束といっても、そのへんで摘んできたような、寒さでしおれた花。

なんだかわけがわからず、「私にですか? ありがとうございます」と言って受け取ってはみたものの花の八割はしおれている。

どこかへ捨ててしまおうかなと思い、一度はゴミ箱に入れかけたけど、なんだかかわいそうになったので家まで持って帰ってしまった。花瓶はないので、ミルク入れに生けた。

今朝見たら、花が一つだけかろうじて色を保っているだけだった。でもほとんどの葉っぱは力を取り戻していた。捨ててしまわなくてよかった、と思った。

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posted by ごー at 17:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする