最近、片栗粉をよく使います。「片栗粉」といっても私が使っているのはジャガイモ澱粉なんですけど。
片栗粉というのは「かたくり」という紫色の花が咲く植物の球根から作られるものだったけれど、今はじゃがいもの澱粉が「片栗粉」の名前で売られています。
かたくり 福音館書店https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=3734リンク
農林水産省
「かたくり粉の名前の由来と、いつごろ現在(げんざい)のジャガイモでん粉(ぷん)にかわったかをおしえてください。」https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0207/03.html昭和の頃には本物の片栗粉もあったような気がしていたのだけれど、私の勘違いだったのかな?
私が片栗粉をどのように使っているかというと……。
(私は肉を食べないので肉なし料理になっています)
お好み焼きお好み焼きを作る時、小麦粉に少し混ぜます。口当たりがよくなるような気がします。
スープフライパンで野菜炒め(白菜、人参、玉ねぎ、きのこ等。塩胡椒で味付け)を作ったのち、普通の鍋に移してお湯を入れます。
しばらく煮込んで、好みで春雨を足したりして、醤油や砂糖(どんな料理でも砂糖を少し入れるとおいしくなる、というのは姑から教わりました)などで味をととのえたのち、水溶き片栗粉を入れます。
そのあと好みで溶き卵を入れる場合もあります。
野菜炒めを作る時に刻んだにんにくと唐辛子を入れて辛くして、スープにした時点で酢を加えるとHot & Sourスープ(サンラータン)みたいになります。
以前は固形や顆粒のスープの素を使っていましたが、よく炒めてよく煮込むとスープの素はなくても大丈夫かなと思うようになりました。
中華丼スープの時と同じく野菜炒めを作って、お湯を少しだけ入れて野菜がやわらかくなるまで煮ます。
醤油などで味付け。
水溶き片栗粉を足してとろみをつけ、ごはんにかけて中華丼。
ピーマン、きくらげ、うずらのゆで卵などを入れるのもよいでしょう。
先日は、急にカレーが食べたくなったけど小麦粉を炒めるのが面倒なので、水溶き片栗粉のカレーにしました。
カレー材料は、白菜、玉ねぎ、人参、ズッキーニ。にんにくと唐辛子、カレー粉、塩、醤油、その他。
フライパンに油をひいて、薄切りにんにくと小口切り唐辛子を炒めます。
薄切りにした玉ねぎを加え塩を振って、玉ねぎの色が変わるまで炒めます。
適当に切った白菜、一口大に切った人参、1センチ角のさいころ状に切ったズッキーニを加えます。
全体に油が行き渡ったら、カレー粉を振りかけてさらに炒めます。
カレー粉が全体にまぶされたらお湯を足して、人参がやわらかくなるまで煮込みます。
醤油などを足して好みの味にします。(醤油の他に、ケチャップ、ウスターソースなど)
最後に水溶き片栗粉を入れてとろみがついたら完成。
小麦粉で作るより軽い感じになったかと思います。カレーに白菜を入れるというのは、以前このブログにコメントしてくださった方から教わりました。
片栗粉でとろみをつけると料理がさめにくいので、寒い季節にはちょうどいいです。
しかし、かたくりを使っていないのに「片栗粉」という名前はどうなんだろう? 「馬鈴薯澱粉」でいいと思うけど? 最近は何でも英語で言いたがるから「ポテトスターチ」とか。
昔はあったものが今はないというのは、さみしいです。
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https://koukaitohansei.seesaa.net/article/494908466.html片栗粉