2023年01月28日

猫背にならない座り方

私は子供の頃から猫背だったようです。いつも「背中をまっすぐにしなさい」と言われていました。

背中をまっすぐにするために、背中と服の間に物差しを入れてみたりしたけど、猫背が直ったようには思えませんでした。ある大人からは、「猫背になっているからおなかをへこませて!」と言われましたが、おなかをへこませたところで背中はまっすぐにはなりませんでした。「天井から糸で頭のてっぺんをつるされているような気持ちになればよい」と言う人もいましたが、想像力が欠如している私にはどういうことなのかがわからず、背中はまっすぐにはなりませんでした。

周りにいる姿勢のいい人たちを観察させてもらって、どうしたらあのようになるのかいろいろと試した結果、肩を開いてから(肩甲骨を寄せる)下げればいいのだと気づいたのは30歳近くになった頃でした。こんな簡単なことなのに、どうして誰も教えてくれなかったのかな、今まで人生損していたなと思いました。夫(←やや猫背)以外の人にもてたことがないのは、私が猫背だったせいかもしれません(←いや、それだけが原因ではないだろう)。

というわけで、姿勢改善法を発見した私ですが、今でも油断すると猫背になってしまいます。特に、座っている時。床に正座しても、椅子にすわっても、ずっと背中をまっすぐにしていると疲れてきて、背中が丸くなってきます。

座っているパンダはいつも猫背なのだから、猫背が自然な姿である人間もいるのかもしれない、そして私もその一人なのかもしれないと思ってみたりもしましたが、人間の猫背は見た目以外のところにも不具合を起こしそうです(呼吸が浅くなるとか、肩こりとか)。

姿勢のいい人が椅子にすわっている姿を見ると、骨盤がまっすぐ立っています。ああすればいいのかと真似をしてみますが、すぐに疲れてだらんとなってしまいます。難しい……。

今日は、子供の頃に「暮らしの手帖」という雑誌で見た、姿勢がよくなる北欧のバランスチェアがほしいなあと思いながら、通販サイトを見ていました。あれに座ったら、本当に姿勢がよくなるのかな?

バランスチェア発祥の地であるノルウェー製のものは、お高いうえにかなり場所をとりそうです。






そんなことを思いながら、私は椅子の上でなぜか結跏趺坐の姿勢をとっていました。結跏趺坐というのは瞑想する時に推奨される、足を反対の脚の腿の上にのせるという、あの座り方です。

すると!

背中がまっすぐになっている!

しばらく結跏趺坐の状態でいたあとで、組んでいた足を外してみたところ、体が骨盤をまっすぐにすることを覚えたのか、骨盤は立ったままです。

これはいい発見をしました!

椅子に座っていて、猫背になってきたなと思ったら、結跏趺坐をすればいいのです。

瞑想する時に結跏趺坐が推奨されるのは、自然と姿勢がよくなるからかしらと一人で納得した次第です。

猫背で悩んでいる人にはぜひ試してほしいです。

しかし、人によっては結跏趺坐が難しい場合もあるので、無理はしないでください。その際はまずは片足をのせる半跏趺坐から始めてみてください。

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posted by ごー at 04:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月16日

異次元の味わい ズッキーニの唐揚げ

うちの冷蔵庫には常にズッキーニが入っています。

姑は朝食にズッキーニをよく食べていました。輪切りにしたのをフライパンで焼いて塩をふったものです。

私はそれまでズッキーニという野菜をよく見たことがなかったから、姑はおしゃれなものを食べているなあと感動したものです。

姑がいなくなってしまったあとのある日。夫に「おかあさんは朝ごはんによくズッキーニを食べていたね」と言うと、夫は「そうだったね」と返事しました。それ以後、夫は買い物に行くたびにズッキーニを買うようになりました。以前はズッキーニには特に興味もなかったようなのに。

私がズッキーニをどのように料理しているかというと……。

ソテー

姑がやっていたように、輪切りにしたズッキーニを、油をひいて熱したフライパンの上に並べて両面を焼きます。塩胡椒で味付け。輪切りは薄切りでも厚切りでも好みで。薄切りにして焼いたものの上に卵を割り入れて蓋して蒸し焼きにして、ベーコンエッグ風。厚切りにしたのをじっくり焼いたのはかなりの満足感が得られて、もう肉食べなくてもいいやと思うようになりました。

スープ、カレー、スパゲッティ

サイコロ状に切って、スープやカレー、スパゲッティに入れます。スープにする際、他の野菜と一緒に炒めながら塩胡椒で味付けし、そのあと水を加えて煮ると、スープの素はいらなくなります。

お好み焼き

スライサーで千切りにして、キャベツの代わりに使います。ズッキーニで作ると、片栗粉を入れなくても小麦粉だけでふわふわなお好み焼きになります。

サラダ

ズッキーニと人参をスライサーで千切りにします。醤油、塩、酢あるいはレモン汁を混ぜ(好みでちょっとだけ砂糖や蜂蜜を足すこともあります)、そこに食用油(サラダ油、オリーブオイル、太白ごま油など好みで)を入れてさらによく混ぜてドレッシングを作ります。出来上がったドレッシングを千切りにした野菜にかけてよく混ぜ、三十分以上冷蔵庫に入れて味をなじませたら出来上がり。食べやすい大きさに切ったトマトを加えることもあります。

ズッキーニという野菜に私が出会ったのは二十歳を過ぎてからです。さらに自分で調理するようになったのは三十歳を過ぎてから。世の中には私の知らないズッキーニの調理法がまだまだあるのに違いない、そう思いながらYouTubeを見ていて、見つけました。

それは「ズッキーニの唐揚げ」



料理のおにいさんリュウジさんのお料理動画はよく見ています。飲酒しながら料理するというのは、昔よく見ていた『世界の料理ショー』というテレビ番組を思わせますが、『世界の料理ショー』で紹介される料理の材料は「それどこで買えるのだろう?」というものが多くて、一度も作ったことがありませんでした。とてもおいしそうなんだけどね……。今なら、高級スーパーや通販などで材料を揃えられるのかもしれません。






リュウジさんのお料理は家にありそうなもの、近所のスーパーで買えそうなもので作られていてしかもおいしいので、私は何度もお世話になっています。

ズッキーニの唐揚げ。どんな感じなんでしょう。片栗粉は家にあるので(過去記事「片栗粉」)、さっそく作ってみます。

創味シャンタンはなかったので、塩胡椒、にんにく、それに醤油少しで味付けしました。

できあがったものを食べてみます。これは!

外はかりかりで中はとろとろ。今までこういうものを食べたことはあったかな? たぶん、ない。昔、学校の文化祭の屋台でアイスクリームの天ぷらというのを食べたことがあったっけ。その時は面白いと思ったけど、このズッキーニの唐揚げほどの感動はありませんでした。

いくらでも食べられる。味付けは、おそらく塩胡椒だけでもかなりおいしいのではないか。

夫に食べさせてみると「何これ、大根?」と言ってました。

大根を唐揚げにしてもいいらしい。次回やってみよう!



ズッキーニのからあげ、姑に味見してほしかったなあ……。
ラベル:食べ物
posted by ごー at 05:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする