「大根の唐揚げ」を作ってみようかなと思ったのですが(過去記事「異次元の味わい ズッキーニの唐揚げ」
https://koukaitohansei.seesaa.net/article/496888043.html)、まず大根を煮るという手間があるようなので、代わりに「フライドダイコン」というのを作ってみました。
おいしかった! ズッキーニの時ほどの感動はありませんでしたが(それほどまでにズッキーニの唐揚げは私にとって衝撃の味わいだったのです)、大根をこういうふうに調理してもいいのだと知ることができてうれしいです。ズッキーニや大根だったら、万が一火の通りが充分でなくてもおなかを壊すことはないのも良い点。
もしかして、どんな野菜も片栗粉(という名のじゃがいも澱粉)をまぶして揚げ焼きにしたらおいしいのではないでしょうか? ……と思ったら、リュウジさんはいろいろな野菜を唐揚げにしているみたいです。
私が子供の頃の大根の食し方といえば、煮たもの、おろしたもの、お正月の紅白なます、刺身のつま、汁物の具、加工して沢庵、切り干し大根(これも煮て食べる)など。
初めて大根サラダというものを食べたのは二十歳を過ぎた頃、たぶん居酒屋の料理だったのかなと思いますが、大根ってこういう風に食べてもいいのか!と非常に驚いたのを覚えています。大根サラダとは簡単に言えば、大根の千切りにドレッシングやマヨネーズをかけたもので(かつおぶしをのせたり、缶詰のツナを混ぜたりもする)、大根の千切りと刺身のつま用の大根はほぼ似たようなものですが、刺身のつまにしょうゆ以外のものをかけて食べるという発想が私にはありませんでした。大根サラダを最初に考えついた人はすごいなあ!
そして今回、大根を「揚げる」というのを覚えました。わーい! リュウジさんに感謝です。
夫にフライドダイコンを食べさせたら、夫は「これ、じゃがいもでしょ?」と言いました。ズッキーニの時は「大根?」と言い、大根の時は「じゃがいも」ですか……。この人、口に入れるものが何なのか、あんまり気にしていないのかな? 私が何を作っても「おいしー、おいしー」と言ってくれるのはありがたいのですが、実は何も気にしていないだけなのかなと思うと少し悲しくなりました。
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https://koukaitohansei.seesaa.net/article/498116111.html新たな味わい フライドダイコン