夢の内容私は明日から一ヶ月の予定で旅行に行くのです。家で旅行の支度をしなければいけないのに、私は塾(先生の自宅)で個人授業を受けています。
授業が終わると家に帰り、荷造りをし、風呂に入りました。鏡を見ると、白髪がだいぶ伸びてしまっています。毛染めをしておけばよかった。今からでは時間が足りません。
若い頃は、髪の色を明るく染めると伸びてきたところは黒くて、その様子は「プリン」などと呼ばれていましたが、今では伸びてきたところが白くて「富士山」だなあなどと思いました。
若い頃に髪の色を明るくするなど、今考えればまったく時間とお金の無駄だったと思います。黒い髪の何が、私は気に入らなかったのでしょうか。今はなんとか白髪を隠そうとあれこれやっていますが、これも時間とお金の無駄なのかもしれません。
こんなふうにいろいろ考えていたら寝る時間が遅くなり、翌朝は予定した時刻に起きられませんでした。
空港だかフェリーの発着所だかに、やや遅れて到着しました。一緒に旅行することになっているSさんの姿が見えました。「Sさん!」と声をかけたけれど、Sさんは私に気付きませんでした。不思議なことにSさんの髪は黒くてふさふさしていました。確か白髪だったはずなのに……。
集合場所に行くとみんなは既に集まっていて、机を囲んで旅程の確認をしていました。私も加わりたかったけれど、挨拶して加わるべきなのに、なぜかためらわれました。私がいないその光景は、完璧に思われました。私が加わることでその完璧さを壊してはいけないような気がしました。
目が覚めてから思ったこと最後に旅行したのはいつだったか。私は旅に出たいようです。
私は何かの集団に加わるというのが苦手で、もしかして私がいない方がすべてがいつでもうまくいくのではないかと思ってしまいます。もしかして私がいない世界では、飢餓も戦争も憎み合いも存在しないのかもしれないとすら思ってしまいます。しかし冷静に考えると、私のいない世界では観察する私がいないのですから、観察される飢餓も戦争も憎み合いも存在しないのです(←何を言っているのだ?)。
にほんブログ村
https://koukaitohansei.seesaa.net/article/503341971.html夢日記 旅行に行く