私はブラジルに来ています。
ホテルを出て、特に行くところもないので、広場や公園を歩き回りました。いろんな国の旗が掲げられていたのでそれを写真に撮り、次は何をしようかなと思っていたら、「日本人向け記者会見」という貼り紙が目にとまりました。そしてその建物に日本人らしき人たちが入っていくのが見えました。その中に見知った顔があったような気がしたので、私もその集団に紛れて建物の中に入りました。
階段を上って入った部屋には、会議机がロの字型に並べられていて、私はそこに置かれた椅子にすわりました。
私は記者ではないのに、ここにいてもいいのだろうか。他の人は首から身分証を下げています。私にはそういうものはありません。誰かにとがめられるのではないかとどきどきしているうちに、話が始まりました。
天井と壁にきれいな花柄の浴衣がたくさん映し出され、当協会は浴衣の普及に力を入れていく所存です、とのお話でした。
話が終わり、休憩時間。日本人インフルエンサーが周りの人に化粧綿の宣伝を始めました。私も見本品をもらいました。
別室にお食事の用意がございます、とのことでそちらに行くと、料理人がいたので「ごはんをお願いします」と頼んだら、その人はじゃがいもをゆではじめました。『じゃがいもではなくて、ごはんと言ったのだけど……』とは思ったのですが、もうゆではじめてしまっているし、じゃがいもがゆであがるには時間がかかるので、私は他の料理を見に行きました。
バイキング形式になっていて、私は皿にごはん、ピーマンとなすの煮浸し、煮豆などをよそい(焼き肉もあったがとらなかった)、じゃがいものところに戻るとゆでたじゃがいもを炒めた料理が出来上がっていたのでそれを受け取り、席に戻って食べ始めました。満腹になりました。
会場を出る時に、入ってくる時に知っているような気がした人が近くにいたので「◯◯さんですか?」と声をかけました。その人はいぶかしそうな目で「どちらさまですか」と尋ねてきたので名前を言うと、その人は何も言わずに走り去っていきました。
目が覚めてから思ったこと
目が覚めてみると、おなかいっぱいの状態でした。夢の中で食事をすると、目がさめた時にいつもおなかいっぱいになっています。夢の中で食事を済ませると、現実世界での食費を減らすことができるような気がしないでもありません。
それから、私は「私は◯◯です」と言える何かがほしかったのだろうなあと思いました(肩書き、職業、所属など)。何もしてこなかったので、私には何もありません。自業自得です。

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ラベル:夢日記