ある日、通りすがりの薬屋から、不思議な湿布を渡されます。それは「パスパス」という名で、「背中に貼ってはがすだけで、あらゆる病気や怪我を取り除ける」のだそうです。
半信半疑ではありながら帰宅したはじめは、その湿布を母親に貼ってもらいます。湿布の色が変化したところではがしてもらうと、腰の痛みはすっかりなくなっていました。
しかしこの湿布薬には、大変な副作用があるのでした……。
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こういう湿布があったら、貼ってあげたい人がたくさんいます。しかし、私は主人公のように、よく知らない人にも貼ってあげることができるでしょうか。難しいと思います。それも、たった一枚しかないとしたら……。一枚しかないとしたら、私は自分の弟に貼りたいのです。この物語の主人公のように、身内でない人に使おうとは思わないでしょう。私はまだまだ心が狭いのです。
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