2025年08月10日

読書記録 矢玉四郎・作/絵『ぼくときどきぶた』

ぼくときどきぶた
あたらしい創作童話 36
1987年9月26日 第1刷発行
岩崎書店
80ページ






主人公の畠山則安がクラスの発表会用に、同じ班の子たちと一緒に作った紙芝居の中から「まおう」が出てきて、みんなをぶたづらにしてしまうというお話。人間だけでなく、動物も乗り物もぶたづらになってしまうのです。伊集院光さんがご自分のことを「ぶたづらトラック」と称することがありますが、この絵本の中にはまさに「ぶたづらトラック」も登場しています。

ぶたづらになった人がテレビ局のインタビューに答えて、

「ぶたになると、きもちがらくになって、よのなかがたのしくなります。みんな、人間やめて、ぶたになりましょう」


と言っています。そういうことなら私もぶたになりたいものです。

昔、「人間やめますか」というテレビ広告がありました。その頃の私は、「人間をやめるなんてこわいなあ」と思ったものですが、今は人間やめたいです。人間をやめてぶたになったら、楽しく暮らせる?

しかし、『フランドン農学校の豚』は苦しんでいました。食肉にならなければ、あるいは食肉になるということを知らなければ、気楽に生きていけるのでしょうか。






この本の中に出てくる手作りの紙芝居が、本物の小学生が作った紙芝居の雰囲気でかわいいです。

私も子供の頃はこういう絵を描いていたものですが(想像力、創造力はだいぶ劣るとしても)、今こういう絵を描けるかといったら難しい。本職の人はいろいろな筆致を使いわけることができるのです。

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ラベル:読書記録
posted by ごー at 14:52| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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