もう暗くなっていて、私は自転車で家に向かいます。途中で、走っている若い人たちとすれ違いました。彼らのTシャツの背中には、大学の名前が書かれています。このあたりで合宿でもしているのでしょうか。
家に着くと母が「家にある海苔を町の居酒屋に持っていって、おかきを作ってもらってきて」と言います。「居酒屋にそんなサービスがあるの?」と尋ねると、以前行った時には「だったん焼き」(?)を作ってもらったのだと言います。
家にある海苔は、私がとっくの昔に食べてしまっていました。海苔は道中で買っていけばいいかと思い、私は再び自転車で出かけます。空には星が輝いています。
家の前に若い風吹ジュンみたいな女性がいて、町に行くなら自転車に乗せてほしいと言ってきました。自転車の二人乗りは法律違反なのでは?と問うと、目立たないようにしているから大丈夫と言うので、うしろに乗ってもらいました。
町に着くと、なぜだか空がまだ明るく、商店街は賑わっていてたくさんの人が歩いています。女の子とはそこで別れて、私は自転車を置いてスーパーマーケットを探します。右手に舗装されていない細い坂道があり、その先にスーパーマーケットがあるようです。途中で顔見知りの男の人と知らない男の人がいて、その人たちもスーパーマーケットに行くところだというので、三人で行くことになりました。
気づくと私たちはさらに細い道にいて、右手は断崖絶壁、その下には川、左手が岩山みたいになっています。左にある岩をつかみながら進みます。多くの人が同じように岩をつかみながら進んでいます。
ようやくスーパーマーケットにたどりつきました。おかきを作ってもらうなら切り餅も持っていった方がいいよね、今は夏なのに切り餅が売っているだろうかと思いながら、自動ドアを入り冷房のきいた店内に入ると、入ってすぐのところに切り餅が並んでいました。切り餅を一パック手にとり、あとは海苔だ、と思ったところで目が覚めました。
目が覚めてから思ったこと
私の町の商店街は、昔はいろいろなお店が並びそこそこ賑わっていましたが、今は店がほとんどなくなり、空き地や駐車場がそこかしこにあります。さみしいです。みんなどこに行ってしまったのでしょうか。
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