題名からして驚き。「傷は絶対消毒するな」とは!
私は子供の頃、よく転んでいまして、膝小僧にはよく傷を作っていました。時々手のひらにも……。転んで血が出ると、赤チンを塗ったり、消毒薬をふきかけたり、大きめの傷には黄色い湿ったガーゼをあてて、その上を油紙で覆い、テープでとめていたりしました。傷は絶対に消毒しなければいけないと言われていました。
しばらくすると瘡蓋ができ、その瘡蓋の下で傷が治っていくのだと教えられていました。時々、まだ治っていないのに瘡蓋をはがしてしまって、また血が出てしまうということもありました。
この本によると、傷は消毒しなくていい、水洗いするだけでいいのだとか。そして乾燥させないこと。乾燥させないような素材で覆うと、その下で傷を治そうとする細胞が働き始めるのだという。今まで私がやっていたことは何だったのだ!
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多くの人が長い期間にわたって信じていること、それよりも実はもっといい方法があるのかもしれない。医学だけではなく、いろいろな分野でそのようなことはあるのかもしれないのです。
この乾燥させない治療法は「湿潤療法」と呼ばれ、消毒薬などは不要で、安上がりなうえに効果的。瘡蓋ができなくても、きれいに傷が治るのだそうです。この方法がもっと前に発見されていたら、私の膝小僧は今よりきれいだったのかな?
そして、生物の不思議について考えさせられました。
私の頭ではこの本の内容をうまく説明できないので、「湿潤療法」に興味のある方にはぜひご自分で読んでほしいと思います。
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