2026年06月30日

読書記録 吉田篤弘『月とコーヒー』

吉田篤弘『月とコーヒー』
2024年7月31日 電子書籍版発行
徳間書店






一つ一つは短いお話で、現実にありそうだったりなさそうだったり。読み終わって、「えっ、ここで終わり?」と思わせられるものが多かったです。唐突な終わり方に最初はとまどっていましたが、読み進めていくうちに、この終わり方がいいのだと思えてきたのは不思議です。

この終わり方は著者が意図したものだということが、あとがきを読んで分かりました。

挿絵も素敵だなあと思ったのですが、この挿絵も著者によるもの。

にほんブログ村 その他日記ブログへ
にほんブログ村

ラベル:読書記録
posted by ごー at 11:51| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月20日

読書記録 みんなが知ってる世界おとぎ話10『勇気とぼうけんの話』

みんなが知ってる世界おとぎ話10
勇気とぼうけんの話
昭和43年12月10日 発行
昭和51年3月5日 26版
定価850円 89ページ
国際情報社






収録されているのは
「すいしょうの やま」(ロシア民話)
「しんど・ばっどの たび」(アラビアの話)
「いっすんぼうし」(日本民話)
「ねむりの もりの ひめ」(フランス民話)
「じゃっくと まめの つる」(イギリス民話)
以上、5つのお話です。

今回も、いろいろな国、地域のお話が収められています。この本は挿絵もよいのです。最も心に残ったのは「すいしょうの やま」のすいしょうにとじこめられたおうじょの姿(絵は司 修氏)。他のお話の絵もよくて、豪華な本だと思います。処分するつもりで読んで、こうして記録しているわけですが、絵のよさに気づいてしまうと捨てるのが惜しくなってしまいます。どうしましょう……。

「いっすんぼうし」は日本人には有名な話だけれど、私はこの子はかぐや姫のように、どこからか現れたのだと思い込んでいました。夫婦の実子だったのですね。そして、いっすんぼうしはお世話になっていた家の娘さんとけんかして、けんかに負けたので仕返しをし、その結果、娘さんは旅に出されることになってしまう。この部分もよく知りませんでした。

子供の頃に親しんだお話も、だいぶ忘れてきています。せめて日本のお話くらいは、しっかり心に留めておきたいものだと思います。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへ
にほんブログ村
posted by ごー at 00:32| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年04月15日

読書記録 みんなが知ってる世界おとぎ話11『仲よしとけんかの話』

みんなが知ってる世界おとぎ話11
仲よしとけんかの話
昭和44年1月10日 発行
昭和51年2月10日 24版
定価850円 89ページ
国際情報社







収録されているのは
「おおきな かぶら」(ドイツ民話)
「じごくの けんか」(中国民話)
「かりた おかね」(エチオピア民話)
「うみひこ やまひこ」(日本神話)
「はくちょうの おうじたち」(ドイツ民話)
以上、5つのお話です。

「おおきな かぶら」は、ロシア民話の、みんなで大きなかぶをひっぱる話ではなく、金持ちの兄と貧乏な弟のうち、貧乏な弟がかぶの種を撒くと大きく育ち、そのかぶを王様に献上したらごほうびをもらえたという話。それでいろいろあって金持ちの兄は没落するのですが、弟が助けに行ってめでたしめでたし。いい話だなあ。兄弟なかよく……。

「かりた おかね」は、友達からお金を借りた人物が、「このまま外国へ逃げてしまえば、借りたお金を返さなくてすむ」と考えていたところ、借りたお金をなくしてしまうというお話。そして、また同じ人からお金を借りて、また「外国に逃げれば……」と考え、また借りたお金をなくします。三度目にお金を借りた時には改心して、借りたお金で商売をがんばって、今までに借りたお金を全額返すことができました。めでたしめでたし。しかし、「外国に逃げれば返済しなくていい」という発想がすごいなあ。子供向けの本で子供にこんな知恵をつけてしまっていいのでしょうか。

「はくちょうの おうじたち」は、魔法で白鳥にされた王子たちを妹が助ける話なんですが、昔読んだのとちょっと違う。兄たちにかけられた魔法をとくために、六年間話さず笑わず、ひなぎくのチョッキを作ることにした妹。ある国の王様に気に入られて、その妹は結婚することになるのですが、話さないし笑わないのに、子供を三人産んだという。話さないし笑わないのに、そういうことはできるんだ、させるんだと思うと、気持ち悪くなってしまったのはおそらく私だけでしょう。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへ
にほんブログ村
ラベル:読書記録
posted by ごー at 13:50| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする