2026年01月06日

読書記録 島田一男『その灯を消すな』

昭和50年4月10日 第1刷発行
昭和51年6月15日 第4刷発行
春陽堂 春陽文庫 245ページ 280円

IMG_2854.jpeg


十年くらい前の12月、初めてストリップ劇場に行ったのです。サンタクロースの衣装で踊った人がいて、その人からクリスマスプレゼントとしてもらったのがこの本なのでした。

春陽文庫って聞いたことがなく(←ものを知らない人)、何かあやしい本なのだと思い込んで、本棚に入れたまま十年。ようやく読んでみる気になって、読んでみたら推理小説でした。

↓電子版があります。






舞台は栃木県の山奥。弁護士である南郷次郎のところに、大学時代の友人那須正彦から手紙が来ます。財産相続について相談にのってほしいと。それに続いて、正彦が死んだとの電報が、彼の妻から届きます。南郷は那須の暮らしていた、栃木県にある平家の村に向かいます。

南郷は学生時代に、那須と二人でこの村を訪れたことがあったのでしたが、現地へ向かうロマンスカーの中で、那須の妻である濯子の妹、浪子と行き合います。

南郷が現地に到着したあとも、一人、また一人と他殺体が発見されます。殺人者は誰なのか、その動機は?というお話。よくある財産分配にまつわる揉め事なのでしょうか……。何も人殺しまでしなくても……?

ウィキペディアによると、この小説の初出は1957年、雑誌『宝石』。私の知らない言葉が時々あって、辞書を引きながら読みました。たとえば、「シネラマ」「アプレ」「もも立ち」「薪ざっぽう」など。

「ロマンスカー」って小田急電鉄の列車の名前なのだと思っていましたが、浅草発鬼怒川温泉行きの、東武鉄道のロマンスカーもあったのですね。ロマンスカーというのは二人掛けの「ロマンスシート」を備えた車両の愛称で、いくつかの鉄道会社が「ロマンスカー」と称される車両を持っていたそうです。

↓ここが小説の舞台のモデルだと思われます。

平家の里
http://www.heikenosato.com/

どんなところなのか、行ってみたいなあ。小説を読んで旅行に行きたくなったのは久しぶりです。

にほんブログ村 その他日記ブログへ
にほんブログ村

ラベル:読書記録
posted by ごー at 22:12| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月04日

読書記録 松谷みよ子、絵 司 修『ふたりのイーダ』

昭和51年7月20日 第1刷発行
昭和55年3月5日 第12刷発行
講談社 210ページ 定価880円






今、新品で買えるのはこちら↓






有名な本なのだと思います。題名だけは知っていましたが、ヨーロッパが舞台で、生き別れになった双子の姉妹が再会する話だと思い込んでいました。私は『ふたりのロッテ』と混同していたようです。






小学校四年の直樹ともうすぐ三歳になる直樹の妹ゆう子は、母親が九州へ出張している間、花浦(実在するのか?)というところにある祖父母の家に預けられることになります。直樹の家族には、なぜか父親の存在が感じられません(死別? 離婚? 続編のあらすじによると、どうやら死別らしい)。

祖父母の家の近所を探索していた直樹は、歩きながらしゃべる「いす」に出会います。そのいすに導かれ、直樹は空き家になった洋館にたどりつくのでした。

直樹の妹のゆう子は、自分のことを「イーダ」と呼ぶのが気に入っているようなのですが、あのしゃべるいすはイーダという女の子が帰ってくるのを待っているのだと言うのです。そしてゆう子がイーダなのだと言うのです。しかし、ゆう子は直樹の妹です。では、いすが待っているイーダとは誰のことなのでしょうか。

最後の、謎が解けていく部分は面白かったのですが、そこに至るまでが退屈で、もし私が小学生だったら途中で読むのをやめていたかもしれません。

最後の「手紙」を読んで、↓この動画を思い出しました。あの時代に孤児になった子がどのくらいいたことか。

【戦後80年】 ロシアで生きた日本人女性の壮絶な人生…60年後、一枚の写真が奇跡を起こす「私を探して〜ロシアで育った日本人残留孤児〜」(2005年KBC制作)


しかし、手紙に、「わたしは女の赤ちゃんをうみましょう。そして、小さないすに、おすわりをさせましょう。」と書いているところに、うっすらと、いやかなりの恐怖を感じてしまいました。そんなことのために人を作り出して利用するなんて……。「もし、わたしに女の子がうまれたら」くらいの感じであれば、そんなに嫌悪感は感じないのだろうけれど、「わたしは女の赤ちゃんをうみましょう。」だからなあ……。あるいは、彼女にとってはそれはたぶんありえない未来かもしれないから、そう書いているのかもしれないけど。

戦争、何もいいことない。いや、いいことあるからやりたい人たちがいるのだけど。金儲けとかね。大掛かりな実験とかね。人生が有限であることを思えば、そんなことやっている場合ではないはずなんだけど。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへ
にほんブログ村

ラベル:読書記録
posted by ごー at 00:55| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月02日

ラグビーのシャツがほしい

正月なのでちょっとテレビ番組など見てみたりします。

大学ラグビーの中継を見ました。ラグビーのルールはさっぱりわからないけれど、ラグビーは服がかわいいのでいいと思います(←かわいい?) 色は、自分で着るとしたら早稲田か京産大のがいいけど、白い襟がかわいいので早稲田のがいいかな。選手が着ているのは化繊に見えるから、綿のシャツだったらほしい。

それで、ああいう感じのシャツはネット通販にあるのだろうと思ったら、なかなかない。残念。

しかし、選手たちは走り回る競技とはいえ、半袖短パンで寒くないのでしょうか。

運動選手は試合の日のために、体を作り技を磨くために練習し、チームを組んでするスポーツの場合は仲間との連携も必要で、大変なことだと思います。

↓この本を読んで、ラグビーに関する知識を得ようと思います。以前読んだことがありましたが、内容をすっかり忘れていました。






にほんブログ村 その他日記ブログへ
にほんブログ村

posted by ごー at 18:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする